日本文学協会
第43回研究発表大会
日 時 7月7日(日)
会 場 北星学園大学 C館
※副題、所属省略。終了後懇親会あり。
※下記は受付順です。正式な会場・発表順は6月号でお知らせします。
〔古代前期部門〕
家持の歌語に見る造語の独創性
鈴木 道代
『古事記』における場所の「名」
服部剣仁矢
「『万葉集』テキストを通して読む「布勢水海遊覧賦」」
山﨑 健太
雄略紀五年春二月条の「霊鳥」
𠮷原 美響
『古事記』における事代主神の「語」
平山真由子
葬送歌にみる死者との関わり
草山 洋平
〔古代後期部門〕
『源氏物語』女三の宮の人物造型再検討
関 加恵子
『竹取物語』かぐや姫の人物像に影響を与えた神仙思想
高 萌
脱構築する〈自己〉
武藤那賀子
平安朝宴席歌の行方
吉井 祥
『うつほ物語』源仲頼の妹の造型
富澤 萌未
たゞ心見たまへ、おとゞの御さいはひにてこそおはせめ
小林 理正
『源氏物語』語りの場としての明石中宮
増田 高士
『竹取物語』にまつわる異界と「月人」
張 永維
『源氏物語』藤壺と紫の上の美の基底
宮内 理伽
「亡き御魂」を案ずる姫君
加藤 千智
大君・中の君物語の「~なす」
佐竹 知佳
平安物語文学における中東観
菊地 真
『源氏物語』少女巻
安井茉緒里
『枕草子』「方弘は」における「ひと升瓶にふた升は入るや」考
石垣佳奈子
「思ひ知る」落葉宮物語と中君物語
三田村雅子
〔中世部門〕
能《放生川》と『神皇正統記』
小田島 良
「源氏重代ノ剣」と「三種ノ神器」の対比に見る「剣巻」の志向性
坂井 彪
「丁固夢松」故事小考
馬 超
〔近世部門〕
諺の漢訳
粟野 友絵
『狗張子』男色譚考
吉藤 岳峰
橋本徳瓶作合巻の素材と方法
李 俊甫
河口静斎の『斯文源流』について
任 軼
曲亭馬琴『稚枝鳩』における人物造形
池田真紀子
〔近代部門〕
地方少女たちの言語空間
白 淳文
産む自己決定とケアの倫理
海老澤 里帆
「詩人兼ジヤアナリスト」の諸相
太田 幸夫
橘外男「燃える地平線」における中東表象
杉本 裕樹
安部公房『砂の女』の材源と表現
佐々木幸喜
石川淳「明月珠」における〈焼跡〉の発見
春日 渓太
特殊設定ミステリの系譜とその射程
宮﨑 遼河
森志げ〈富子もの〉における変化
鈴木 ちよ
中野重治の初期作品における中国観
張 志宏
Raymond Chandler “The Long Goodbye”と
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』の比較研究
沈 嘉琳
三島由紀夫『玉刻春』『酸模』におけるマスキュリニティをめぐって
高沼 利樹
芥川龍之介「藪の中」の中国語訳
韓 淑花
坂口安吾「決闘」論
金 建睿
小林秀雄「横光利一」論
松本 雅之
〈聖〉少女受胎
浜地 百恵
宮沢賢治「烏の北斗七星」における仏教思想
木村 大至
占領期女性雑誌における「アメリカ」言説の構築とその受容
趙 玥
「官展」の時代における「絵画の約束」論争
廣瀬 航也
〈雑報記事〉から〈新聞小説〉への試み
連 子心
金井美恵子の初期作品における倉橋由美子との連関
宮澤 桃子
石牟礼道子と森崎和江における「流民」モチーフについて
李 啓三
戦時下の太宰作品にみる〈青年〉と〈大人〉の対立
片木 晶子
宮澤賢治「セロ弾きのゴーシュ」におけるアダプテーションの可能性
何 洪叡
「傍観者」という経験
秦 光平
三島由紀夫『命売ります』論
横濱佑三子
仏教雑誌『法鼓』における斎藤緑雨と幸田露伴
岩谷 泰之
大庭みな子『赤い満月』論
上戸 理恵
寺山修司のボクシング作品における暴力と「脆弱性」
岡田 俊介
太宰治「鷗」における芸術家表象
柴田 眞希
ラドヤード・キプリングと夏目漱石
王 風
雑誌『童話』の挿絵表現
笠井 香凜
太宰治「千代女」論
廖 秀娟
〔国語・文学教育部門〕
近代における日本漢文教材「重盛諫言」の可能性
小森 一輝
文学教育の学習材として現代短歌を活用する
大村 勅夫
中等教育国語科の古典学習における絵画テキスト活用の可能性
井上 泰
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