日本文学協会
第39回研究発表大会
日 時 7月7日(日)
場 所 京都女子大学
古代前期部門 10時00分開始
『古事記』上巻・国生み神話 鈴木 雅裕
スサノヲ・根の国・出雲 吉田 修作
二者双闘の欽明紀 山田 純
新科目「古典探究」と〈浦島〉物語群 坂倉 貴子
草薙剣と天皇即位儀礼 谷口 潤
『日本霊異記』における「知る」救い 蝦名 翠
「痛哉」 山本 大介
『日本霊異記』の法身と仏典注釈 渡部 亮一
古代後期部門 10時20分開始
平安和歌における「和す」 吉井 祥
『うつほ物語』における摂政・関白の不在 髙橋 諒
明石姫君誕生時における「御佩刀の儀」 高橋 麻織
夕霧巻の恋と政治 阿部 哲也
「近江君」における贈答歌の中国語訳の考察について 郭 揚
『夜の寝覚』における帝の人物造形論 山本有紀子
中世部門 11時00分開始
「唱導文献」における漢語「人間」の意味について 楊 琴
稲荷神の神格と狐 KELLER Matthew
慈円の観法と文学 児島 啓祐
俊乗房重源の伝承をめぐる一考察 塩山 貴奈
「野辺の秋風」考 五月女肇志
近世部門 13時30分開始
近世文学の中の「一節切尺八」をめぐって 加藤いつみ
朋誠堂喜三二『〈新建立/忠臣蔵〉天道大福帳』の天道について 古庄 るい
京伝・馬琴の演劇利用 中尾 和昇
近代部門
〔第一会場〕 10時20分開始
時代の変わり目を生きる中国女性 王 洋
川端康成戦後作品における「京都」 葉 暁瑶
川端康成「雪」論 陳 逸鳴
川端康成「旅への誘ひ」 堀内 京
梶井基次郎「冬の蠅」における記述 岩渕 真未
岡本かの子と小林秀雄の『文学界』 伊中 悦子
『台湾愛国婦人』掲載・岡本かの子の三小説 下岡 友加
〔第二会場〕 11時05分開始
齟齬が運ぶ対話 張 芸
巌谷小波『日本昔噺』論 増井 真琴
新聞屋になるということ 髙槻 侑吾
明治期『教育界』の小説戦略 出木 良輔
谷崎潤一郎「吉野葛」論 清水 智史
吉川英治『三国志』に見られる日本の美学 梁 蘊嫻
〔第三会場〕 10時20分開始
文学者は屋久島に何を求めたのか 王 智弘
室生犀星王朝小説における戦争の表現 孫 媛媛
一九四四年の講談調〈歴史小説〉 德本 善彦
杳子たちの行方 稲垣いつき
「文学入門」の時代 杉山雅梨華
北園克衛におけるガラス、空間 吉原万里矢
原田康子『聖母の鏡』にみるカミロ・ホセ・セラ受容 新井 啓予
国語教育部門 13時00分開始
縁・意識の世界観 雷 民瀲
「近代小説」の構造 渡邉 皆仁
哲学者と読む『走れメロス』 佐藤 宗大
安部公房『棒』における「語り」の構造 霍 士富
(副題、所属省略。終了後17時30分より懇親会)
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