■ 「近代文学研究」 第26号 刊行のお知らせ ■
特集 一九六〇年代を軸として
「火山」と「おバカさん」小 嶋 洋 輔 1
――「啓蒙」する「作家」の誕生――
墓のある町西 田 一 豊 16
――福永武彦「廃市」論――
梅崎春生「狂い凧」戸 塚 麻 子 31
――家族・故郷・運命――
一九六〇年前後の吉本隆明私論小 澤 勝 美 48
明治の若者の気分大 島 丈 志 64
――正岡子規像から「坂の上の雲」を読み直す――
万華鏡 イギリスで読んだ「倫敦塔」
奥 山 文 幸 80
漱石と朝鮮一考察金 正 勲 88
――矛盾を越えて透けて見えるもの――
「報恩記」論関 口 安 義 103
――封建制下の恩返し――
井伏鱒二「屋根の上のサワン」論西 村 英津子 116
――孤独と愛についての一考察――
谷崎潤一郎『蘆刈』論中 野 登志美 128
――存廃化していく文明への哀惜――
研究ノート 井上勤訳『龍動鬼談』考三 浦 正 雄 162
――文明開化と合理主義への反措定‐日本近現代怪談文学史2――
再録「葦の葉」(近代部会誌)163
荒木朝実
日本文学協会近代部会
日文協近代部会の機関誌『近代文学研究』第26号が、右のような内容で刊行されました。一部1000円(送料210円)計1210円です。ご希望の方は、誌名・号数明記のうえ、左記宛にお振込みください(既刊号残部僅少(4・7・8・10号は在庫切れ)となっております。お早目にご注文ください)。
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