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吉井美弥子著『表現から考える平安朝文学』■

2026年5月12日 武蔵野書院刊 302頁 10000円+税


はじめに

Ⅰ 『源氏物語』を読み解く
 第一章 方法としての袍の色――『源氏物語』正編の束帯姿――
 第二章 紫の上と少納言の乳母、そして女房たち――「存在」と「不在」の意義――
 第三章 「老い」の物語創造へ――光源氏は「ねびまさら」ないのか――
 第四章 「親めく」光源氏――夕霧への対応についての〈語り〉――
 第五章 玉鬘裳着の日の歌――『源氏物語』における儀礼歌の問題――
 第六章 橋姫巻の姉妹の楽器をめぐる解釈史が提起するもの――『文学・語学』編集長の経験と古典文学研究の立場から――
 第七章 女房たちの贈歌――暴かれる薫――
 第八章 薫がまとうもの――表現から読み解く宇治十帖――

Ⅱ 『紫式部日記』と『源氏物語』前後の物語を読み解く
 第九章 『紫式部日記』の酒宴
 第十章 女房たちを書きとどめる『紫式部日記』――「女房名」の政治性を超えて――
   附節 『紫式部日記』が書かなかったこと――中宮彰子を予祝するために――
 第十一章 『うつほ物語』の宮の君の問題
 第十二章 『山路の露』小考――『源氏物語』の「最終巻」として――
 第十三章 時代を映す『源氏物語』――「源氏物語千年紀」における現代作家の享受の様相から――

Ⅲ 古典文学教育を考える
 第十四章 国語教育を超えて
 第十五章 これからの文学教育
 第十六章 古典の魅力を発見させること――研究は教育に活かせるか――
   附節 女君たちのテーマ・ソング――『源氏物語』の楽しみ方――

初出一覧
あとがき
人名索引


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