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西原志保著『花と少女の日本文学』■

2026年1月30日 春秋社刊 333頁 2700円+税


序章 花と性愛と生殖

第1章 花に喩えられる少年たち
 1 菊の精と生殖 お伽草子『かざしの姫君』
 2 菊から桜への転生 『桜姫東文章』
 3 産まない桜 稚児物語『秋の夜長物語』における植物のイメージ

第2章 石長比売の末裔
 1 豊饒な桜と永遠の石 『古事記』石長比売と木花之佐久夜毘売
 2 妊娠しない木花之佐久夜毘売 『源氏物語』の若紫
 3 石長比売の末裔 京極夏彦『絡新婦の理』
 4 産女と子殺し 『東海道四谷怪談』のお岩とお梅
 5 少女たちの先駆として

第3章 シスターフッドの物語
 1 紫式部と朝顔の花
 2 永遠の少女として 野溝七生子『山梔』
 3 女性同士の子供 石井桃子『幻の朱い実』

第4章 生殖の拒絶
 1 花であることを拒絶する 『源氏物語』の女三の宮
 2 生殖の拒絶 夏目漱石『それから』における花のイメージ
 3 詩と小説 『それから』と尾崎翠『第七官界彷徨』
 4 幻の花 森茉莉『甘い蜜の部屋』
 5 書き換えられる〈父〉

終章 現代における植物表象
 1 パイナップルの実 「キッチン」「満月」における植物のイメージ
 2 『恋せぬふたり』における植物

あとがき
初出一覧


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