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押野武志・横濱雄二・諸岡卓真・高橋啓太・井上貴翔編著
『日本サブカルチャーと危機――死と恐怖の表象史』■

2025年3月31日 北海道大学出版会刊 253頁 3600円+税


まえがき(諸岡卓真)

Ⅰ 危機の時代のミステリ――災害・狂気・戦争・閉鎖空間
  転位/回避される〈危機〉
    ――江戸川乱歩と海野十三における関東大震災の影(井上貴翔)
  神経衰弱と〈探偵小説〉
    ――小酒井不木「懐疑狂時代」論(鈴木優作)
  衛生とミステリ
    ――〈浴室の死体〉というモチーフ(小松史生子)
  “捏造”された市と戦災
    ――松本清張『砂の器』を読み直す(高橋啓太)
  災害/原発ミステリの諸相
    ――関東大震災から東日本大震災まで(押野武志)
  信頼する犯人
    ――今村昌弘『兇人邸の殺人』論(諸岡卓真)

Ⅱ 世界のエッジ――危機表象のフロンティア
  ビデオゲームにおける(危機の)表象
    ――『ダークソウル』を例として(榊祐一)
  「決定」をやりなおす
    ――黒沢清『回路』について(川崎公平)
  描かれる他者、描かれない他者
    ――「火垂るの墓」論(横濱雄二)
  セカイ系と「危機」の平成史
    ――言説と表象の変遷で辿る三〇年(渡邉大輔)
  災厄の記憶と、その歪み
    ――東日本大震災後のアニメーションと純文学を例に(藤田直哉)
  はっきりしない危機表象
    ――森泉岳土の諸作について(阿部嘉昭) 

あとがき(押野武志) 

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