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柳井貴士著『戦争をめぐる戦後沖縄文学の諸相』■

2025年3月27日 春風社刊 353頁 4000円+税


 序章 〈戦争〉をめぐる沖縄の戦後文学の研究にあたって

第一部 沖縄戦をめぐる文学的表象
 第一章 古川成美『沖縄の最後』におけるテクストの変遷と戦場へのまなざし
       ――初出版の問題点と改訂版の差異をめぐって
 第二章 古川成美『死生の門』におけるテクスト生成と作品企図
       ――「形容の脚色」を帯びた物語の行方
 第三章 石野径一郎『ひめゆりの塔』論
       ――作品の周辺と内容をめぐって

第二部 米軍占領下の文学作品――大城立裕を中心に
 第四章 峻立する五〇年代〈沖縄〉の文学
       ――大城立裕の文学形成と『琉大文学』の作用
 第五章 大城立裕「棒兵隊」論
       ――沖縄戦をめぐる内部葛藤の物語
 第六章 大城立裕「カクテル・パーティー」論
       ――沈黙をめぐる〈語り〉の位相変化

第三部 沖縄の米軍基地とベトナム戦争――又吉栄喜を中心に
 第七章 又吉栄喜初期作品における〈少年〉をめぐって
       ――施政権返還後の沖縄文学の動向
 第八章 又吉栄喜「ジョージが射殺した猪」論
       ――〈模倣〉と〈承認〉による「米兵」化をめぐって
 第九章 又吉栄喜「ターナーの耳」論
       ――〈耳〉をめぐる生者と死者の対話の可能性/不可能性

第四部 沖縄戦の記憶をめぐる文学作品――目取真俊を中心に
 第一〇章 目取真俊「水滴」論
        ――共同体・〈記憶〉・〈水〉をめぐって
 第一一章 目取真俊「魂込め」論
        ――誤読される〈記憶〉の行方
 第一二章 目取真俊「伝令兵」論
        ――意味の空白・空白の記憶

 終章

初出一覧
あとがき


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