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国文学研究資料館編
『文体史零年――文例集が映す近代文学のスタイル』■

2025年3月28日 文学通信刊 431頁 4000円+税


 凡例 
 『文体史零年』のための序――『吾輩は猫である』の文体から(多田蔵人)

第Ⅰ部 散文
 第1章 紅葉の文範、文範としての「二 人比丘尼色懺悔」(馬場美佳)
 第2章 「同胞姉妹に告ぐ」と『穎才新誌』
      ――一八八〇年代前半における政治とジェンダーをめぐる表現史の水脈(倉田容子)
 第3章 無口な英雄
      ――矢野龍渓『経国美談』と演説の時代(多田蔵人)
 第4章 写生文とは何か(都田康仁)
 第5章 大西巨人『精神の氷点』のスタイル
      ――実験小説による「世代の自己批判」(杉山雄大)
 ❖ 文範百選・壱――小説・アンソロジー・小説作法・言文一致・演説

第Ⅱ部 詩歌
 第6章 「里川」考
      ――佐々木弘綱『詠歌自在』の歌語(堀下翔)
 第7章 明治四十年代における連句をめぐる交流圏
      ――俳書堂の連句関連書籍を手掛かりとして(田部知季)
 第8章 和文と唱歌教育の交差
      ――稲垣千穎『本朝文範』、『和文読本』と『小学唱歌集 初編』の関係を中心に(栗原悠)
 第9章 詩語・詩礎集は近代の漢詩に何をもたらしたのか
      ――『詩語砕金』『幼学詩韻』『幼学便覧』などを例に(合山林太郎)
 ❖ 文範百選・弐――写生文・叙事文・漢詩・和歌・短歌・俳句・近代詩・童謡・紀行文・日記・音曲

第Ⅲ部 書く読者たち
 第10章 日清・日露戦争期における美文・写生文と文範
       ――異文化を描く文体(北川扶生子)
 第11章 美辞麗句集の時代――明治期における作文書の実態(湯本優希)
 第12章 雑誌『文章世界』と文例集の思想
       ――「文に志す諸君」の机辺に『評釈 新古文範』を(高野純子)
 第13章 すべてが文範になる?
       ――日本文章学院=新潮社の戦略(山本歩)
 第14章 青年文学者たちの環境、そして文範という営み(谷川恵一)
 ❖ 文範百選・参―手紙・女性・美文・翻訳・和文・漢文・綴方・文章論・戯曲・作法

 あとがき
 執筆者プロフィール


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