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滝口明祥著『太宰治のエディターシップ』■

2025年10月20日 ひつじ書房刊 322頁 3600円+税


 序章 太宰治のエディターシップ

Ⅰ 引用/断片
 第一章 立身出世と「あんま」――「思ひ出」
  一、「思ひ出」を歴史的に読むということ
  二、変化する〈故郷〉と家族
  三、セクシュアリティと主体化
  四、さまざまな逸脱の徴候と〈真理〉の探究
  五、〈母〉への遡行

 第二章 断片とモンタージュ、或いはアレゴリー化する近代――「富嶽百景」
  一、見るということ
  二、新しい〈リアリズム〉の希求
  三、アレゴリーとしての富士
  四、映画という〈遊動空間〉
  五、断片が浮遊する

 第三章 ある少女の「自分一人のおしやべり」が活字になるまで――「有明淑の日記」と「女生徒」
  一、「女生徒」の元となった日記
  二、豊田正子『綴方教室』と『婦人公論』
  三、「女学生」と「女工」
  四、「不良女学生」という言説
  五、「事実」とフィクション
  六、戦時下の「自分一人のおしやべり」

 第四章 読者からの手紙/作者からの手紙――「水仙」を中心に
  一、太宰治と〈手紙〉
  二、「忠直」としての「僕」
  三、届けられる〈真実〉
  四、手紙と筆談
  五、水仙の絵

Ⅱ 戦争
 第五章 戦時下における〈信〉という問題系――太宰治と戦争
  一、〈信じる――信じられる〉――関係性
  二、主体性を超えるものとしての〈信〉――超越性
  三、〈信〉と〈不信〉のあいだで

 第六章 禁止と奨励――『右大臣実朝』
  一、表層/深層
  二、禁止/奨励
  三、戦時下の噂と検閲
  四、〈意図〉と〈意味〉

 第七章 ネイションをめぐる旅――『津軽』
  一、〈故郷〉と旅人
  二、「大人」=「都会人」からの脱却
  三、風景論 四、「無憂無風の情態」

Ⅲ 男/女
 第八章 滑稽な〈男〉たちの物語――「パンドラの匣」
  一、〈嵐の夜の場面〉
  二、「君」に宛てられた言葉
  三、「新しい男」と女たち
  四、〈他者〉としての〈女〉

 第九章 エクリチュールと「革命」――「斜陽」
  一、「あ。」の反復
  二、〈書くこと〉と〈読むこと〉の交錯
  三、「黄昏」と「朝」
  四、「私」の変貌

 第一〇章 「自画像」と他者からの眼差し――「人間失格」
  はじめに
  一、太宰治と大庭葉蔵
  二、〈引用〉の諸相
  三、「人間」と「女」
  四、読み返され続ける「人間失格」

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