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鈴木宏子著『古今集がつなぐ和歌表現史
 土佐日記・伊勢物語・源氏物語へ』■

2025年9月9日 花鳥社刊 371頁 9000円+税


はじめに――本書の構成と問題意識――

Ⅰ 古今和歌集と紀貫之
 一章 古今和歌集から万葉集へ――紀貫之を起点として――
 二章 古今和歌集の羇旅歌について――万葉集からの継承と変化――
 三章 土佐日記の亡児哀傷と「都へ帰る女」
 四章 土佐日記の海――〈見立て〉と「月」――

Ⅱ 伊勢物語の世界
 五章 伊勢物語の東海道――東下り章段/伊勢斎宮章段――
 六章 伊勢物語の「われから」――二条后章段――
 七章 伊勢物語の「小野の雪」――惟喬親王章段――
 八章 〈距離〉の文学・伊勢物語――芥川そのほか――

Ⅲ 源氏物語の和歌
 九章 源氏物語の和歌の諸相――三つの観点から――
 十章 独詠歌はどのように詠まれるのか――光源氏の歌を中心に――
 十一章 源氏物語の中の古今和歌集――引歌を回路として――
 十二章 「紫の上の物語」と古今集恋歌

Ⅳ 宇治十帖の和歌と物語
 十三章 薫が求愛者になるまで――反復する要素と三首の独詠歌――【橋姫巻・椎本巻】
 十四章 薫の恋の「かたち」――「山里のあはれ知らるる」の歌を中心に――【総角巻】
 十五章 薫と匂宮、それぞれの「道」――照らしあう散文と歌――【総角巻】
 十六章 浮舟物語の和歌――作中歌にあらわれる個性――【東屋巻・浮舟巻】
 十七章 彽徊する薫/流転する浮舟――物語を推し進める力――【蜻蛉巻・手習巻・夢浮橋巻】
 十八章 浮舟の最後の歌「尼衣かはれる身にや」の解釈――「や~む」という語法を中心に――
 十九章 歌ことば「あまごろも」について

初出一覧
あとがき
和歌初句索引


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