■鳥羽耕史著『ミネルヴァ日本評伝選
安部公房――消しゴムで書く――』■
2024年7月10日 ミネルヴァ書房刊 379頁 3800円+税 |
はしがき――消しゴムの痕跡から
第一章 小説家になるまで
1 家系と生い立ち
2 詩人から小説家へ
第二章 芸術・政治運動から大衆へ
1 芸術運動と政治運動
2 サークルから大衆へ
第三章 メディアを横断する活動
1 安保闘争と死者の変貌
2 「練り直し」の中での「記録」の追求
3 “転向”と初期作品の書き換え
4 一九七〇年代への助走
第四章 安部公房スタジオの時代
1 万博から西武へ
2 第一期安部公房スタジオ
3 第二期安部公房スタジオ
第五章 隠棲とワープロ
1 箱根を拠点とした活躍
2 闘病から「私小説」へ
参考文献
あとがき
安部公房略年譜
人名・事項索引
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