ロゴ
Home | About Us | Contact Us | Site Policy | Access Map

竹内栄美子・高橋誠一郎・野村剛・丸山珪一編
『堀田善衞研究論集 世界を見据えた文学と思想』■

2024年6月15日 桂書房刊 499頁 4000円+税


折り込み年表 堀田善衞の世界

序文

第一部 堀田善衞との対話
 人、これを繰り返す・考(岸宣夫)
 叔父堀田善衞と知識の見方を巡る随想(堀田一善)

第二部 作品を読む・作品を論じる
 「波の下」から見た『祖国喪失』――主題の発見――(竹森敬子)
 「影の部分」と一九五〇年代初期の堀田文学(丸山珪一)
 ジェノサイドを表象する『時間』――証言の文学として読み直す(秦剛)
 堀田善衞 一九六八年――『小国の運命・大国の運命』を読む――(田崎勝子)
 戦時下の青春、生きるための思想――『若き日の詩人たちの肖像』から『方丈記私記』へ(竹内栄美子)
 『スフィンクス』論――堀田善衞とアルジェリア戦争(鵜戸聡)
 堀田善衞『路上の人』論――ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』を補助線として(水溜真由美)
 堀田善衞『定家明月記私抄』論――評伝のジャンルとその認識の方法(紅野謙介)

第三部 堀田善衞文学の多彩な関わりの世界
 「北国の小さな港町」をめぐる断想――堀田善衞をはぐくんだ伏木の町を歩く――(野村剛)
 堀田善衞から島田政雄へ――もう一つの上海物語――(陳童君)
 堀田善衞と重慶――史跡踏査――(丁世理)
 堀田善衞の神道理解(由谷裕哉)
 堀田善衞のドストエフスキー観――堀田作品をカーニヴァル論で読み解く(高橋誠一郎)
 堀田善衞と朝鮮(斎藤真理子)
 堀田善衞スペイン作品私記(大森正樹)

第四部 インタビュー
 嶽本あゆ美「インタビュー 歴史と演劇――堀田善衞作品を上演して」(聞き手 竹内栄美子)

堀田善衞略年譜
後書き
執筆者紹介


ページトップへのボタン このページのトップへ


Copyright (C)2006 日本文学協会, All Rights Reserved.