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■安智史著『萩原朔太郎と詩的言語の近代
 江戸川乱歩、丸山薫、中原中也、四季派、民衆詩派など』

2024年3月31日 思潮社刊 564頁 5400円+税


凡例
序章 萩原朔太郎と詩的言語の近代にむかって

第Ⅰ部 萩原朔太郎の近代
 第一章 萩原朔太郎略伝
 第二章 萩原朔太郎・メディアとしての身体 『萩原朔太郎というメディア――ひき裂かれる近代/詩人』の余白に
 第三章 『月に吠える』と戦争 日露戦争/大逆事件/世界戦争と『月に吠える』期の朔太郎 第四章
 (補論)「愛憐詩篇」から『月に吠える』へ 詩人・萩原朔太郎の出発期をめぐって
 第五章 〈郊外〉文学者・萩原朔太郎 「郷土望景詩」『氷島』『猫町』から幻の家郷まで
 第六章 “うらうら”萩原朔太郎 Uの音幻から「猫町」へ
 第七章 ひき裂かれた翻訳詩観 萩原朔太郎の訳詩観に見る、近代日本における翻訳問題の一側面

第Ⅱ部 身体・物象・『四季』派 乱歩、薫、足穂、中也、吉本隆明をめぐって
 第八章 江戸川乱歩における感覚と身体性の世紀 アヴァンギャルドな身体
 第九章 (補論)萩原朔太郎と江戸川乱歩
 第十章 乱歩的身体=知覚と詩人たち 萩原朔太郎・稲垣足穂・丸山薫
 第十一章 丸山薫「物象詩」の展開 同時代を貫くもの
 第十二章 メタモルフォーゼする「語り手」 丸山薫初期詩篇の一側面について
 第十三章 丸山薫と中原中也 『四季』派周辺をめぐる一考察
 第十四章 吉本隆明の『四季』派批評 批判と“和解”を中心に
 第十五章 (補論)[講演記録]丸山薫とは誰か「梢の歌」を手掛かりに

 第Ⅲ部 民衆派の時代と朔太郎 詩的言語の近代をめぐって
 第十六章 論争する民衆詩派 白鳥省吾VS.北原白秋 その周辺
 第十七章 “フォルム”の季節 民衆詩派・モダニズム・ソング
 第十八章 萩原朔太郎『純情小曲集』 「小曲」集/「詩」集

資料
 翻刻・解説
 佐藤一英宛萩原朔太郎書簡二通(全体未収録)
 萩原朔太郎 生前主要著作一覧
初出一覧
あとがき
索引


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