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■仁平政人・原善編『〈転生〉する川端康成Ⅱ アダプテーションの諸相』

2024年3月29日 文学通信刊 486頁 3500円+税


巻頭マンガ「遺書」(清家雪子)

はじめに(編者)

Ⅰ アダプテーションによる転生
 01 川端康成とアダプテーションの諸問題――総論に代えて(仁平政人)

 映画
 02 川端文芸の映画化――作品の生命を伸ばす(中村三春)
 03 山口百恵はなにを体現したか――「女性映画」としての川端映画(志村三代子)
 04 アダプテーションのモダニズム――川端康成と成瀬巳喜男(今井瞳良)

 ドラマ
 05 テレビドラマが描いた川端文学――テレビ黎明期から現代まで(瀬崎圭二)
 06 川端作品のテレビドラマ化と演出家・畑中庸生の方法論(古崎康成)

 舞台
 07 単眼の世界から複眼の世界へ――宮本研による『雪国』の舞台化(赤井紀美)
 08 舞踊劇『船遊女』はだれものか――川端康成と「宝塚情緒」(中村祥子)
 09 オペラ「眠れる美女」の持つ批評性(原善)

 美術
 10 美術作品になった川端文学――高田力蔵、根岸敬、飯田達夫、牧進、田主誠、村上三島らの試み(深澤晴美)

 音楽
 11 音楽化される川端康成――歌謡曲からオペラまで(長屋晃一)

 国語教材
 12 「献身的な少女」への〈転生〉――国語教科書における「伊豆の踊子」(西尾泰貴)

 キャラクター
 13 引用するゲーム――『文豪とアルケミスト』に見る文学の〈転生〉(東雲かやの)

Ⅱ 実作者と川端文学の〈対話〉
 14 川端文学と「映画の魔」(樋口尚文)
 15 映画はヨコになっている原作をタテに起す作業から始まる――「白蛇抄」の場合(伊藤俊也)
 16 永遠のスーパースター 川端康成に踊らされて――台湾・日本国際共同企画 川端康成三部作『片腕』『少年』『水晶幻想』(山縣美礼)

Ⅲ 紹介編
 映画
 テレビドラマ
 舞台
 マンガ
 キャラクター

Ⅳ 資料編
 川端康成アダプテーション関連参考文献一覧
 川端康成〈転生〉作品年表【アダプテーション篇】(恒川茂樹)


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