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和田祟著『徳永直の創作と理論
 プロレタリア文学における労働者作家の大衆性』■

2023年8月30日 論創社刊 435頁 4500円+税


序章 徳永直文学の再検討

第一部 『太陽のない街』の大衆性と海外伝播
 第一章 『太陽のない街』の背景
 第二章 『太陽のない街』の創作方法
 第三章 越境する『太陽のない街』
 第四章 ドイツにおける『太陽のない街』

第二部 芸術大衆化とリアリズム
 第一章 プロレタリア大衆文学論の意義
 第二章 純粋小説論と実録文学論の共時性
 第三章 「創作方法上の新転換」とその周辺
 第四章 〈島原女〉の身体と捨象

第三部 徳永直の戦中・戦後
 第一章 「八年制」と教育疎外
 第二章 「労働の価値」と国策
 第三章 完全転向と大衆化論の残滓
 第四章 戦後の出発
 結章 徳永直の大衆性が示すもの

あとがき
初出一覧
付録 徳永直著作目録
主要人名索引


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