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梁誠允著『西鶴奇談研究』■

2023年5月25日 文学通信刊 264頁 5800円+税


序章
第一章 伝承の想像力
 第一節 『西鶴名残の友』巻三之七「人にすぐれての早道」と狐飛脚伝承
 第二節 フィクションとしての西鶴説話――『懐硯』巻五之二「明て悔しき養子が銀筥」の虚偽――
 第三節 『懐硯』巻三之三「気色の森の倒石塔」と「猫と南瓜」――民話の想像力を糸口に――

第二章 様式に関する試論
 第一節 方法としての〈なぞ問答〉――『西鶴諸国はなし』巻一之五「不思義のあし音」の遊戯――
 第二節〈欺瞞〉と〈機智〉の継承と創造――『懐硯』巻五之三「居合もだますに手なし」の手法――
 第三節〈業〉の深さを描く――『万の文反古』巻三之三「代筆は浮世の闇」の因果――

第三章 西鶴奇談の位相
 第一節 『棠陰比事』「彦超虚盗 道譲詐囚」の受容をめぐって――笑話から西鶴を経由して秋成に及ぶ――
 第二節 『鎌倉比事』「因果の廻会常陸帯」と『諸国因果物語』「二十二年を経て妻敵を打し事」の構想――『大岡政談』「小間物屋彦兵衛伝」の成立前史――
 第三節 『大岡政談』「小間物屋彦兵衛伝」の成立


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