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伊藤禎子著『円環の文学――古典×三島由紀夫を「読む」』■

2023年5月16日 新典社刊 421頁 3400円+税


本書で扱う古典作品

◆序――古典を「読む」
 古典を「読む」前に
 「偽装朧化」の効能と〈作者〉の創造

◆『うつほ』『落窪』『源氏』を「読む」
 『うつほ物語』共鳴と星の閃き
 『うつほ物語』偽装的祝祭とミカドの物語
 『うつほ物語』過去と記憶の再生産
 『落窪物語』色好みの男の系譜へ
 『源氏物語』母親思慕物語の創出

◆三島テクストを「読む」
 『潮騒』デキ王子の「語り/騙り」の物語
 「夢と人生」三島テクストから見る〈終焉〉の方法
  (一)午後の曳航
  (二)邯鄲

◆三島テクストから古典を「読む」
 〈三島由紀夫〉は古典をどのように小説化したのか
 〈三島由紀夫〉と中古文学――鏡面としての豊饒の海
 『浜松中納言物語』夢幻的物語構築の方法
 『源氏物語』「至高の禁」の系譜

◆〈藤原定家〉から古典を「読む」
 『松浦宮物語』まことそらごとの物語論
 『松浦宮物語』「転生」という物語史


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