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合山林太郎編『大沼枕山と永井荷風『下谷叢話』
――新視点・新資料から考える幕末明治期の漢詩と近代
(二松学舎大学東アジア学術総合研究所日本漢学研究センター
 日本漢学研究叢刊3)』■

2023年3月31日 汲古書院刊 340頁 9000円+税


はじめに

第一部 大沼枕山をめぐる詩と交友
 大沼枕山と成島柳北――詩酒風流と怪奇趣味との深層「漫稱携妓謝安石 誰識先生憂國心」――(池澤一郎)
 水海道の文人秋場桂園とその交友――藤森弘庵・大沼枕山・川田甕江ほか――(町泉寿郎)
 大沼枕山と杜詩(内田賢治)
 大沼枕山の詠史詩について(牧角悦子)

第二部 『下谷叢話』をめぐる歴史・文体・人脈
 「わたくし」の歴史記述――永井荷風『下谷叢話』論――(山口直孝)
 言文一致体で書かれる「史伝」――「下谷のはなし」・『下谷叢話』の文体戦略――(清松大)
 大沼枕山・鶴林の一族は『下谷叢話』をどう読んだのか――楠荘三郎による「下谷のはなし」への書入れから――(合山林太郎)

第三部 新資料からたどる大沼枕山・鶴林の事績
 国立国会図書館の「大沼枕山・鶴林関係資料」(大沼宜規)
 菊池五山の詠物詩の課題と大沼枕山――新出資料「五山堂詩社課題」について――(合山林太郎)
 天保十四年大沼枕山詩稿翻刻(合山林太郎・李筱硯・張滌非・吉安良太・浅井万優・成田朱凜)
 二松学舎大学寄贈大沼枕山・鶴林関係資料目録(合山林太郎)

おわりに
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