■佐谷眞木人著『江戸の花道――西鶴・芭蕉・近松と読む軍記物語』■
2023年4月10日 慶應義塾大学出版会刊 254頁 3200円+税 |
はじめに
第一章 西鶴の義理批判――『武家義理物語』と幸若舞曲『満仲』
第二章 芭蕉の名所革命――『おくのほそ道』と『平家物語』『義経記』
第三章 松尾芭蕉と木曾義仲――『おくのほそ道』と『平家物語』
第四章 近松浄瑠璃と『平家物語』――『佐々木大鑑』を視座として
第五章 『義経千本桜』と『平家物語評判秘伝抄』
第六章 新田義貞の兜は何を意味しているのか――『仮名手本忠臣蔵』と『太平記』
第七章 反転する敵討――鶴屋南北と『東海道四谷怪談』
第八章 生命と貨幣――『三人吉三廓初買』と『曾我物語』
第九章 和歌から物語へ――「浅茅が宿」と『兼好法師集』
第十章 『平家物語』伝承の近世と近代――『小敦盛』をめぐって
おわりに
索引
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