■齋藤祐一著『明治・大正の文学教育者
――黒澤明らが学んだ国語教師たち――』■
2023年6月20日 新典社刊 342頁 2700円+税 |
はじめに
冢田淳五郎――尾張藩の藩儒に連なる漢学者
細田謙蔵――剣と書と漢学を究めた漢学者
木内柔克――日蓮信仰を碑石に込めた書家
平田盛胤――神田神社の社司を務めた国学者
山根勇蔵――台湾日本語教育と民族探訪の先覚者
西脇玉峰――天神様として敬愛された漢学者
横地清次郎――美術界に名を残した国文学者
内海弘蔵――野球殿堂入りした国文学の先導師
杉敏介――漱石作品のモデルとなった一高の名校長
福島四郎――『婦女新聞』に半生を捧げた言論人
高嶋米峰――地に愧ぢ天に愧づる仏教学者・社会教育家
堀重里――暴君・虎天と呼ばれた活眼の教育者
小原要逸――黒澤明の作文を賞賛した翻訳詩人
佐伯常麿――鷗外の筆を継ぎゆく国文学者
三井甲之――子規と親鸞を融合した歌人・思想家
主要参考・引用文献
あとがき
人名索引
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