■怪異怪談研究会監修 一柳廣孝・大道晴香編著『怪異と遊ぶ』■
2022年4月27日 青弓社刊 288頁 2400円+税 |
はじめに(大道晴香)
第1部 怪異を語る
第1章 幽霊に萌える、怪異で遊ぶ(伊藤龍平)
第2章 語り継がれる狸合戦――阿波における憑依と遊戯(斎藤喬)
第3章 怪談師の時代(一柳廣孝)
第4章 「意味が分かると怖い話」とは何か――「似ている話」を探して、作って、読み換える、遊び(永島大輝)
第2部 怪異を表現する
第5章 分かたれた「己」で、遊ぶ――森鷗外「不思議な鏡」が映し出す分身譚の愉しみ(構大樹)
第6章 大正、〈霊交術事件〉の夏――奇術としての心霊術(今藤晃裕)
第7章 透明人間現る――隠れる物語から露わにする物語まで(橋本順光)
第3部 怪異を操る
第8章 一九八〇年代の「こっくりさん」――降霊の恐怖を払拭する「キューピッドさん」の戦略(大道晴香)
第9章 怪異と「遊ぶ」装置――『トワイライトシンドローム』を手がかりに(橋迫瑞穂)
第10章 怪異に学び戯れる人々――妖怪文化を育む虚構の共同体に着目して(市川寛也)
特別座談会 怪異を創る楽しみ(川奈まり子/一柳廣孝/大道晴香)
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