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木村尚志著『中世和歌の始まり 京と鎌倉をつなぐ文化交流の軌跡』


2021年9月22日 花鳥社刊 446頁 10000円+税


 序章 和歌史の「中世」をめぐって 

第一部 中世和歌の始発
 第一章 「夜の鶴」考――高内侍から西行へ
 第二章 「塩湯浴」と歌林苑

第二部 古典からの表現摂取
 第一章 「万葉集は只和歌の竈」考――藤原顕季の『万葉集』観とその継承
 第二章 寂然と『伊勢物語』第八十三段――寂然の妹の出家の時期
 第三章 後嵯峨院時代の和歌――古歌の表現への姿勢
 第四章 藤原為家と『伊勢物語』――後嵯峨院時代との関わりを中心に

第三部 歌枕論
 第一章 新古今時代の歌枕――水無瀬をめぐって
 第二章 中世の旅と歌枕――浜名の橋を中心として
 第三章 西行と小野・大原――数奇をめぐって
 第四章 藤原俊成の「室の八島」詠の再解釈

第四部 宗尊親王論
 第一章 宗尊親王の和歌――表現摂取の特質
 第二章 宗尊親王の和歌と『万葉集』
 第三章 宗尊親王の和歌と『源氏物語』

第五部 語法論
 第一章 中世和歌における助動詞「き」の表現史
 第二章 助詞「の」の表現機能――院政期・新古今時代の表現意識

 終章 『八雲御抄』の和歌史観を手がかりに


 



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