■田近洵一著『生活主義国語教育の再生と創造』■
2022年7月1日 三省堂刊 237頁 2200円+税 |
前書き
第一章 新・生活主義教育の建設 国語教育の原論を求めて
一 新・生活主義国語教育の建設
二 近代教育史に見る生活主義教育
補説1 二つの学力観を超えて――自ら学び、自ら生きる力としての学力を
補説2 学び手の側に立つ
三 新・生活主義の読みの教育――文学的文章(物語文)の読み
補説 教室を「豊かな言語生活」の実の場に
四 ことばの学びを成立させる授業――主体的な言語行為の視点からの国語科授業論
補説 改めて問う「人間を育てる教育」
五 生活主義の国語教育 その再生と創造――教室を、生きた生活の場にするために
第二章 授業論・学習活動論の展開
一 「問い」を立て、「追究する過程」としての文学の読みの教育
二 「生きた言語活動」を中核とする国語教育――「読むこと」の学習を中心に
補説1 「説明文の読み」における、三つの読みのはたらき
補説2 戦後の「言語活動」の歴史
三 「書く」を基軸とする学習
四 追究としての「主体的・対話的で深い学び」
五 言語活動でひらく国語学習――ことばの学びの可視化
六 対話を起こす――読みの主観性を克服するための視点
七 一人一人が生きる授業
第三章 単元学習の開発 単元学習の可能性を求めて
一 なぜ、単元学習か――実践史を貫く学び手重視の教育思想
二 新・生活主義国語教育としての単元学習
三 国語単元学習の基本
四 「問い」を立て、「追究する過程」としての言語学習
五 単元学習の構想
六 単元学習の構成
七 単元学習の課題――追究活動の起点としての〈読み〉の問題
八 教材単元の成立――文学の〈読み〉
九 単元学習で実践する物語の授業
補説 教師へ――「必要」が求める日本語の「文化的内容」
結語にかえて――「新・生活主義教育」の実践
後書き
初出一覧
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