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酒井敏著『森鷗外――作品と周辺――』■

2022年9月30日 鼎書房刊 237頁 4500円+税


Ⅰ テクストから現場へ
 一、太田豊太郎の肖像――「舞姫」への一視角――
 二、「森鷗外の日清戦争」のために――『徂征日記』再読――
 三、「本家分家」の周辺――森久子の建部遯吾との再婚をめぐって――
 コラム 『うた日記』、その真の魅力――受容のされ方と「うた」という表現機構――

Ⅱ 読解から紡がれた物語
 一、配達されない三通の手紙――森鷗外「舞姫」論のためのエスキス――
 二、穂積家の滅亡――「蛇」を読む――
 三、三つの墓参り――テクストの交響から見えてくるもの――
 四、三島由紀夫「森鷗外」の奇縁――「憂国」と『堺港攘夷始末』、そして『雁』――
 コラム 『即興詩人』の中断と持続――鷗外を支えたテクスト――

Ⅲ 『森鷗外宛書簡集』が拓く世界
 一、鷗外は大魚を逸したか――怪人・長田秋濤の間の悪さについて――
 二、宮嶋資夫と森鷗外――大下藤次郎の義弟として――
 三、宮嶋資夫と大下藤次郎――『遍歴』と「大下藤次郎日記」――
 四、大下藤次郎三回忌追悼会における森鷗外――新資料「大下氏の追悼会へ(雑司ケ谷と上野)」(鵜澤四丁)を読む――

初出一覧
あとがき
人名・事項索引


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