■岡村民夫・赤坂憲雄編『イーハトーブ風景学――宮沢賢治の〈場所〉』■
2022年8月18日 七月社刊 279頁 3200円+税 |
0 なぜ〈場所〉から宮沢賢治を読むのか(岡村民夫)
1 原風景としての丘のうえ(赤坂憲雄)
コラム① 種山ヶ原(平澤信一)
2 〈上の野原〉と〈さいかち淵〉「風の又三郎」における場所について(吉田文憲)
コラム② さいかち淵(岡村民夫)
3 「風の又三郎」の存在/不在《三年生》の問題から《誰ともなく……叫んだもの》へ(平澤信一)
コラム③ 遠野(安智史)
4 風景と存在〈川〉という場所(澤田由紀子)
コラム④ 北上山地の石灰岩(岡村民夫)
5 近代化する山中異界 山男、山猫(たち)と、馬車別当をめぐって(安智史)
コラム⑤ 花巻・盛岡の郊外(森本智子)
6 賢治の〈郊外〉 まなざしのせめぎ合う場所(森本智子)
コラム⑥ 下根子桜の家(安智史)
7 イーハトーブの装景 プロセスとしての賢治庭園(岡村民夫)
コラム⑦ 花巻の温泉(岡村民夫)
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