■大野雅子著『母恋い――メディアと、村上春樹・東野圭吾にみる〝母性〟』■
2021年3月3日 株式会社PHPエディターズ・グループ刊 311頁 1800円+税
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第1部 イデオロギーとしての〝母性〟
第1部・序
1章 「弁当」というイデオロギー
2章 「家庭料理」というイデオロギー
3章 「おにぎり」というイデオロギー
4章 「ちゃぶ台」というイデオロギー
第2部 村上春樹・東野圭吾における“母なるもの”
第2部への前文
2―1 失われた〝母性〟~村上春樹作品をめぐって
2―1・序
5章 ハルキ作品における「おにぎり」の不在
6章 ハルキ作品における「親・兄弟姉妹」
7章 ハルキ作品における「妹」たち
8章 ハルキ作品における〈喪失〉への哀惜
2―2 恋われる〝母性〟~東野圭吾作品をめぐって
2―2・序
9章 母を恋う物語(『白夜行』『幻夜』)
10章 結婚が大団円とはならない物語(「浦島太郎」『暗夜行路』)
11章 他人に「なりすます」女性の物語(『幻夜』『スマホを落としただけなのに』)
12章 女性に寄り添う物語(作家・東野圭吾)
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