■友田義行責任編集『フィルムメーカーズ[22]勅使河原宏』■
2021年6月20日 宮帯出版社刊 211頁 2700円+税
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『おとし穴』『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』
『ホゼー・トレス』『サマー・ソルジャー』『アントニー・ガウディー』
『白い朝』『利休』『豪姫』
刊行にあたって
巻頭言アヴァンギャルドの結晶(友田義行) /
Part1 作家論
作家論映画をいける前衛芸術家(友田義行)
ヒストリー 勅使河原宏ライフストーリー、もしくは芸術として生きる(深泰勉)
スペシャルインタビュー 勅使河原茜 観察者としての父、勅使河原宏(若木康輔)
映像に憑かれた一匹狼(勅使河原宏) /
Part2 作品論
作品論『おとし穴』(上島春彦)
インタビュー 井川比佐志 みんな若かった。監督も俳優も音楽家も。(若木康輔)
作品論『砂の女』(上野昂志)
『安部公房論』シナリオ作家 安部公房(勅使河原宏)
作品論『他人の顔』(クレモン・ロジェ翻訳・加藤マレー望、友田義行)
映画『他人の顔』と新しい美術(勅使河原宏)
作品論『燃えつきた地図』(小川智子)
作品論『サマー・ソルジャー』(木全公彦)
作品論『アントニー・ガウディー』(荻野洋一)
記録映画こそわが心の故郷(勅使河原宏)
作品論『利休』(西田博至)
作品論『豪姫』(村川英)
前衛とドキュメンタリーの時代(金子遊)
ロングインタビュー 木本克英 撮影現場の勅使河原監督はいつでも楽しそうでした(若木康輔) /
Part3 芸術論
音楽論 武満徹と勅使河原宏(川崎弘二)
美術論 映画『利休』『豪姫』の破格な小道具(宮下玄覇)
押し上げてくる魂 歌舞伎・ピカソ・映画そして陶芸へ(勅使河原宏)
作家論 見る作家・勅使河原宏(武満徹) /
Part4 勅使河原宏・メモリアル
芸術家の場所
映画における実験
ものには足を
私の映画の作り方
観客と僕との間
瓦礫と灰――敗戦前後
時代劇をバリ島で(榎望)
完全データベース
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