■泉鏡花研究会編『論集 泉鏡花 第六集』■
2021年8月30日 和泉書院刊 228頁 7000円+税
|
泉鏡花と俳句
――紅葉門下の運座を中心に――(秋山稔)
邑井一と泉鏡花
――鶴扇亭における「小夜衣草紙」傍聴の時期について――(淺野敏文)
鏡花、雪岱、千章館
――堀尾家旧蔵資料が語るもの――(穴倉玉日)
「外科室」と魔酔の物語
――高田早苗遭難事件顚末との関連から――(馬場美佳)
「伊勢之巻」における「神」と芸術家の邂逅劇(金子亜由美)
〈往生伝〉としての『風流線』
――仏教思想の時代状況を視座として――(川島みどり)
「草迷宮」論
――自筆原稿から見えること――(市川祥子)
泉鏡花「南地心中」の上演
――原作者と脚色者の関係をめぐって――(田中励儀)
大正六年五月の帰郷と「卯辰新地」(吉田遼人)
映画「葛飾砂子」を辿る
――失われた映画を求めて――(佐藤未央子)
〔資料〕泉鏡花参考文献目録(雑誌の部)補遺七(田中励儀)
|
Copyright (C)2006 日本文学協会, All Rights Reserved.
|