2021年8月16日 小鳥遊書房刊 507頁 3600円+税
人間襤褸 夕凪の街と人と 半放浪 海底のような光――原子爆弾の空襲に遭って 一九四五年の夏 『屍の街』序 作家の態度 生き残りの心理 文学のおそろしさ ノイローゼの克服 行進――死者の魂への共感 十五年たったというけれど 解説 忘却できぬ原爆の記憶の継承 ――今を問い未来に発信する烙印としての表象(長谷川啓)