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小林とし子著『もの狂いの人々――古典文学に見る異形のヒロイン』■
2021年7月15日 花鳥社刊 405頁 2700円+税
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序
もの思いからもの狂い、そしてさすらいへ
Ⅰ 『源氏物語』六条御息所論――もの狂いの原点として
はじめに――もの思う女からもの狂いの女へ
1 もののけ現象 その1
2 もののけ現象 その2
3 源氏物語におけるもののけ現象――物語に投げられた謎
Ⅱ 『源氏物語』末摘花論――異形の女神
Ⅲ 『源氏物語』花散里論
――乙姫の宿世を生きる 物語理論による考察 オトヒメ理論を踏まえての花散里考察
Ⅳ 『とはずがたり』後深草院二条論――さすらいの母
Ⅴ もの狂い考――能の〈もの狂いの女〉
Ⅵ 世阿弥レポート 1~6 Ⅶ その後の世阿弥――もの狂いの果てにあるもの
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