■倉敷市・薄田泣菫文庫調査研究プロジェクトチーム編『薄田泣菫読本』■

序　

第１部　泣菫の生涯　
第１章　出発期（1877～1898）　
１生い立ち
２岡山県尋常中学校にて　
３故郷を離れて　
４詩壇への登場　

第２章　詩人としての絶頂期（1899～1906）　
１第一詩集『暮笛集』の刊行　
２『ふた葉』『小天地』での活躍　
３『ゆく春』の刊行　
４『二十五絃』の出版　
５『白羊宮』の刊行　
６結婚　

第３章　模索期（1907～1911）　
１結婚後の動向　
２綱島梁川の死と長女の誕生　
３随筆集『落葉』　
４小説への挑戦　
５帝国新聞社入社　

第４章　大毎編集者としての活躍期（1912～1925）　
１大阪毎日新聞社への入社　
２編集部員としての活躍　
３泣菫と芥川龍之介　
４随筆、児童文学、戯曲、翻訳などの仕事　

第５章　随筆家としての円熟期（1926～1945）　
１分銅町に転居　
２自然観照へ　
３沈思黙考の時　
４泣菫の晩年　
５泣菫没後　／　

第２部　泣菫の作品鑑賞　詩　ああ大和にしあらましかば　公孫樹下にたちて　望郷の歌　詩のなやみ　鉄幹君に酬ゆ　魂の常井　なつめ　猿の喰逃げ　狐の嫁入り　星と花　随筆　東大寺　『たけくらべ』の作者　「，」の価二百万弗　芥川氏の悪戯　上司小剣の時計　心斎橋筋　梅と花と蕗の臺　北畠老人　古本と蔵書印　光　かげひなた　詩は良剤　／　

第３部　資料編　
第１章　語られる泣菫　島村抱月　与謝野晶子　与謝野鉄幹　夏目漱石　茅野蕭々　馬場狐蝶　近松秋江　三木露風　川路柳虹　芥川龍之介　久保田万太郎　徳富蘆花・愛　北原白秋　河井醉茗　新村出　佐藤春夫　後藤宙外　岡本かの子　菊池幽芳　尾関岩二　室生犀星　百田宗治　折口信夫　宇野浩二　和辻哲郎　永瀬清子　田辺聖子　

第２章　薄田泣菫――年譜　

第３章　薄田泣菫――ゆかりの地　倉敷市連島・玉島　津山　大阪　本長寺　西宮　分銅町　

第４章　薄田泣菫関連情報　薄田泣菫文庫／薄田泣菫生家／薄田泣菫顕彰会／薄田泣菫文学碑　　　　　一覧／泣菫研究紹介　

コラム　泣菫と蓄音機、西洋音楽　愛誦される泣菫詩　泣菫の残した遺愛の品々　岡山県尋常中学
校と泣菫　泣菫の音数律　泣菫の随筆　泣菫とキリスト教