■板垣俊一著『幻想と現実――日本古典文学の愉しみ――』■
2018年3月7日 新典社刊 238頁 1800円+税
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第1章 草木言問う世界――序文にかえて――
第2章 泣くことの歴史
第3章 太郎冠者と狂言の笑い
第4章 鬼と風説――『徒然草』第五三段――
第5章 天狗の首魁――崇徳院と西行――
第6章 〈みる〉ための装置――能『葵上』の舞台構造――
第7章 物語の光と闇――『源氏物語』管見――
第8章 悲しい道化――清少納言――
第9章 戦場の父――『平家物語』の熊谷直実――
付:冥婚譚――琴弾山の話――
第10章 信義と友愛――上田秋成作「菊花の約」――
第11章 止められぬは我が心――近松門左衛門作『冥途の飛脚』――
第12章 子別れの物語――悲劇の中の子供たち――
第13章 狐妖譚
第14章 首の話 第15章 月と幻想
第16章 影と分身
第17章 視覚と近代文学――跋文にかえて――
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