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田中康二著『真淵と宣長――「松坂の一夜」の史実と真実』


2017年2月25日 中央公論新社刊 257頁 1800円+税


第一章 思い出の真淵――本居宣長
 一、宣長の言説
 二、真淵の訓示
 三、史実と回想の齟齬 

第二章 美談の成立――佐佐木信綱
 一、近世後期の宣長伝
 二、近代の宣長伝
 三、佐佐木信綱「松坂の一夜」 

第三章 国民常識の誕生――『尋常小学国語読本』
 一、教科書のなかの「松坂の一夜」
 二、メディアを横断する「松坂の一夜」 

第四章 すべては黒歴史――賀茂真淵
 一、「松坂の一夜」の後日譚
 二、二人の和歌観 

第五章 「松坂の一夜」の影――尾張屋太右衛門
 一、身分詐称事件の顚末
 二、事件の捜査と供述調書
 三、事件のその後 

第六章 宣長をプロデュース――柏屋兵助
 一、宣長の出版物と柏屋兵助
 二、『玉勝間』板下紛失事件
 三、『玉勝間』のメジャー化 

第七章 「松坂の一夜」ふたたび――村田春海
 一、宣長と春海
 二、「松坂の一夜」の後日譚
 三、春海大平論争 

第八章 限りのないデジャ・ヴュ――平田篤胤
 一、篤胤の夢中入門
 二、篤胤の思惑


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