■岩津航・佐藤文彦・杉山欣也・鈴木暁世・髙田茂樹・西村聡著
『文学海を渡る――〈越境と変容〉の新展開』■
2016年12月9日 三弥井書店刊 277頁 3200円+税
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はしがき(西村聡)
読みかえと書きかえの文学史に向けて(岩津航)
第一部 象徴の発見と再生
芭蕉葉の夢は破れる
――その比較文学的考察から夢幻能の再検討に及ぶ――(西村聡)
農民を演じ(させ)る
――農民劇場・嫩葉会・アイルランド劇――(鈴木暁世)
ユリシーズ神話の現代性
――バンジャマン・フォンダーヌを中心に――(岩津航)
第二部 言語の境界に立つ虚構
三島由紀夫『アポロの杯』におけるリオ、サンパウロ
――見て書かなかったこととしての旅行記――(杉山欣也)
水村美苗『本格小説』
――語りの位相――(髙田茂樹)
影をなくした男と女
――シャミッソー賞作家としての多和田葉子――(佐藤文彦)
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