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ラウンドテーブル発表グループのご案内 

日本文学協会第73回大会 午前の部
12月2日(日)10時30分受付開始
 
11時開始
                  各グループとも13時終了

会場 東京学芸大学

蝶は何処にとまるのか                                        代表者 野本  聡
これならできる?国語科でICT――進化を目指す教育実践レポート            代表者 野中  潤
                                                        (申込み受付順)


蝶は何処にとまるのか

代表者 野本  聡(明治大学)
進行役 野本  聡(明治大学)
発表者 安藤 公美(東邦大学)
      乾 英治郎(立教大学)
      大國 眞希(福岡女学院大学)

【趣旨】
 蝶もまた仮象と実在の間(あはひ)に現象する。「てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。」(安西冬衛「春」)。海洋を渡る蝶の習性は現実でありながら、しかし想像のイマージュでもあり続ける。それにしても「てふてふ」は何処から舞い上がり、浮遊し、そして何処にとまったのか。この詩人は「韃靼海峡と蝶」の末尾に「銃を擬して、私はピッタリと彼女をマークした。//すると一匹の蝶がきて静に銃口を覆うた。」と蝶の滞留をも示した。蝶は生と死の間(あはひ)にも舞い降りる。私たちは、例えばこの「てふてふ」が植民地をめぐる思考へと導いていくように、様々な蝶の表象を持ち寄り、そこから交錯する別様の問題系へと羽搏きが促されることを企図している。安藤は芥川龍之介「軍艦金剛航海記」を、乾は中村真一郎・福永武彦・堀田善衛「発光妖精とモスラ」を、大國はボードレールを経脈として太宰治を、野本は三岸好太郎の視覚詩と中原中也との関連を考えていく。



これならできる? 国語科でICT――進化を目指す教育実践レポート

代表者 野中  潤(都留文科大学)
進行役 野中  潤(都留文科大学)
発表者 飯島 崇史(明星中学校・高等学校)
      植田 恭子(都留文科大学、前大阪市立昭和中学校)
      品田  健(聖徳学園中学・高等学校)
      野中 美幸(稲城市立平尾小学校)

【趣旨】
 校種や公私の別を問わず、iPadやChromebookなどの端末を学校単位で導入する動きが加速し、授業におけるICTの利活用が進行している。あっという間に休耕田や山林に太陽光パネルが並べられていったように、教室の風景も数年の間に様変わりしていく可能性が高い。そのような状況下で、国語科教育へのICT導入は立ち遅れているのではないかという声を聞くことがある。国語科でICTをどう使うのか想像がつかないという声も聞く。
 そこで、いち早くICTの利活用にチャレンジし、試行錯誤を続けている教育実践者に集まってもらい、国語科教育の現場で何が起こっているか、ICTを導入する上での課題は何なのか、具体的な事例報告をふまえて議論したい。報告をするのは、公立学校での実践者2人、私立学校での実践者2人で、校種も実践の方法も四者四様である。ICTを導入しているか否かにかかわらず、多くの実践者の参加を期待したい。


問い合わせ先 日本文学協会
〒170−0005 東京都豊島区南大塚2−17−10   Tel/Fax03−3941−2740
e-mail bungaku1946@piano.ocn.ne.jp

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