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1月号特集  「読み」の基底を問い直す

 
   前年の特集は、「「語り」をめぐる断層と創造」と題するもので、古典文学、近現代文学、国語教育それぞれの分野が「語り」を軸に、文学理論の基底を横断的に問い直した。それに連動して、具体的な作品を対象に「語り」によって新たに開ける知見を呈示し、広く共有しうる課題に対して、対象となるジャンルや時代、研究と教育を架橋し対話を促すことを目指した。
 本特集は以上の成果を踏まえた上で、「読み」の基底の再検討を意図している。これまで提唱され積み重ねられてきた「読み」の理論を生かしつつ、引き続き具体的な作品を対象として、テキストの外部にあると見られる様々な事象が、「読み」にどのように作用し、その基底を形作るのかを考えていきたい。今回は古典文学、近現代文学、それぞれの作品を対象とする論者による発信を通じて、双方の分野に相通ずる課題を見出し、時代を超えた探求を試みることとする。
 一つ一つの言葉がどのような言語的秩序のなかにあるととらえられているかなどテキスト内部のあり方に着目することは当然である。それに加えて本特集では、ジャンルの様式や書物の形態、同時代の学問のあり方などをテキスト外部の事象としてとらえて注目し、これらが作品の「読み」とどのように関わることになるか考察していきたい。従来の知見の蓄積を生かしつつ、新たな「読み」の基底を発見できる成果を期待している。


                記

 
  一、締切 2017年10月20日

  一、枚数 35枚(400字詰)程度

『日本文学』編集委員会


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