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1月号特集 日文協とは何か
――文学研究と国語教育研究をめぐって――

  日本文学協会は、六〇年余の歴史を有し戦後の文学研究、国語教育研究に大きな足跡を残してきた。
 しかし、小学校から大学院に至る各種教育機関が、大きな変革の波にさらされ、学問のありようについても、さまざまに問われている今日、これからの日本文学協会はどのような役割を果たすべきか、また今後の展開をどのように考えるべきか、多角的に検討せざるを得ない時期を協会は迎えているのではないだろうか。
 日本文学協会の「現在」である私たちは、日文協における文学研究と国語教育研究、いわゆる「日文協的なもの」とはどのようなことであるかについて、過去を振り返り、未来を展望する必要があろう。日文協とアカデミズムの関係、民間教育研究団体としての日文協の意義など、「日文協とは何か」ということをめぐっての議論の切り口はいくつも考えられる。一見すると内向きに見えるこれらの議論が、実はこの国における文学研究と国語教育研究の今日的な意味を問い直すことになるはずである。
 「日本文学」では、二〇〇七年二月号から五回にわたり「日本文学協会の過去・現在・未来」を連載した。今特集号は連載で提起された問題や展望を議論の出発点にして、更に問題を深めることを意図して企画された。
 会員諸氏からの投稿を広く募るものである。
     記
 一、締切 2008年10月20日
 一、枚数 30枚(400字詰)程度
                                                『日本文学』編集委員会