■古閑章著『古閑章著作集第六巻　文学評論２　
さつま隼人と薩摩おごじょ――時代を超えた人間力――』■

　第一章　本書の試み――時代を超えた人間力――　

　第二章　郷愁の文学者・古木鐵太郎の世界　
　　第一節　古木鐵太郎略年譜　
　　第二節　同時代評　
　　第三節　古木鐵太郎展　
　　第四節　古木文学の特質　
　　第五節　郷土作品解説　
　　第六節　「幼年時代」本文　
　　〔主要参考文献〕　

　第三章　中村きい子「女と刀」の世界　
　　第一節　出会い　
　　第二節　書誌と作者履歴　
　　第三節　作品梗概とプロット　
　　第四節　作品構造　
　　　一　キヲと父・権領司直左衛門　
　　　二　キヲと母エイ　
　　　三　キヲと伯母・初　
　　　四　キヲと夫・伊原兵衛門　
　　　五　キヲと長男・紀一　
　　　六　キヲと嫁タツヨ　
　　　七　キヲと妹カナエ　
　　　八　キヲと末娘・成　
　　　九　キヲと戦争　
　　　十　キヲと刀　
　　第五節　作品評価史　
　　第六節　読みの重層性
　　〔主要参考文献〕　

　第四章　宮尾登美子「天璋院篤姫」の世界　
　　第一節　時の人・天璋院篤姫　
　　　一　宮尾登美子講演会　
　　　二　書誌　
　　　三　梗概　
　　第二節　「出立」の章　
　　第三節　「入輿」の章　
　　第四節　「継嗣」の章　
　　第五節　「降嫁」の章　
　　第六節　「動乱」の章　
　　第七節　「余生」の章　
　　第八節　女性の生き方
　　〔主要参考文献〕