■水田宗子編『富岡多惠子論集「はぐれもの」の思想と語り』■
2021年1月22日 めるくまーる刊 2500円+税
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序文――富岡多惠子と場所の記憶 水田宗子/
水田宗子
家族のトラウマと語り――『逆髪』まで 富岡多惠子の「語り」と女性のナラティヴ――
『動物の葬禮』と参列者
「冬の国」からの旅、ガリヴァーの行かなかった共和国へ――『ひべるにあ島紀行』/北田幸恵
異形とジェンダー越境――『逆髪』を読む 〈哀れな女〉から〈自由なハグレ者〉へ――
富岡多惠子の評論「女の表現」におけるハウスキーパー像の転換/長谷川 啓
富岡多惠子の過激な反逆精神――『砂に風』『波うつ土地』『白光』をめぐって/デイヴィッド・ホロウェイ(和智綏子・訳) Bodies Beyond Reproach: Sex, Sanctity, and Straw Dogs
恥辱を超越する身体――性、聖域、そして『芻狗』/リー・エヴァンス・フリードリック(和智綏子・訳) In the Voice of Amanojaku: Tomioka Taeko’s Poetry of Refusal 天邪鬼の声:富岡多惠子による拒否の詩/与那覇恵子
富岡多惠子の詩の世界
富岡多惠子の文学世界――年譜風に
富岡多惠子・著作目録
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