■町田守弘著『国語教育を楽しむ』■
2020年4月15日 学文社刊 239頁 2200円+税
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Ⅰ 国語教育を楽しむ前に――学習指導要領の改訂を見つめて
1 「アクティブ・ラーニング」につながる国語科の授業開発
2 キーワードで考える国語科教材開発の観点
3 言語活動例のどこに注目するか(その1)
――二〇一七年版小・中学校学習指導要領をめぐって
4 言語活動例のどこに注目するか(その2)
――二〇一八年版高等学校学習指導要領をめぐって
5 「話すこと・聞くこと」の実践的課題
6 教育課程と授業の工夫――高等学校の「国語表現」に即して
Ⅱ 授業を楽しむために――国語科授業創りの基礎・基本
1 魅力ある授業開き――出会いの季節をどのように彩るか
2 「国語好き」にさせる発問――対話型・創造的発問のすすめ
3 学習者とともに創る板書を
4 総合性に配慮した単元の編成――領域の総合を中心に
5 国語単元学習の魅力を探る――高等学校における言語単元の構想を通して
6 国語科における「宿題」を考える――効果的な宿題を課するために
7 新聞を用いた授業創り――メディア・リテラシーを絡めて
8 年間指導計画に「個の回復スペース」を
Ⅲ 楽しい授業創りの実現に向けて――領域ごとの効果的な学び
1 「話すこと・聞くこと」指導の工夫――声のコミュニケーションを求めて
2 話し合いで合意形成を図るために必要なこと
3 対話で育む言語感覚――ワークショップを活用して
4 改めて「聞き書き」の意義を考える
5 表現意欲喚起のために――書くことへ向かう意志を育てる
6 「交流作文」で思いを伝える――「書くこと」の効果的な課題設定
7 手紙を書く
8 編集を取り入れた国語科の授業構想
9 読解指導開発のための工夫――実践に即して
10 読書が好きになるために――年間課題と授業構想
11 国語科の交流活動――「教室の文化」を生かすために
12 「情報を活用する読書」の二つの課題
13 古典の授業創りの工夫――「伝統的な言語文化」を生かして
Ⅳ サブカルチャーで国語教育を楽しむ――教材開発と授業開発の実際
1 サブカルチャーの教材化を求めて――「境界線上の教材」の可能性を探る
2 大学院生と追究する国語科の教材開発――サブカルチャー教材の可能性を求めて
3 新しい時代に対応する教材研究
4 手づくりのアイテム&ツールを生かす自主教材――学習者の興味・関心喚起のために
5 国語科の授業モデルに関する一考察――句会の実践を通して
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