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大東和重著
『台南文学の地層を掘る 日本統治期台湾・台南の台湾人作家群像』■
2019年3月25日 関西学院大学出版会刊 373頁 3800円+税
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序章 植民地の地方都市における「文壇」と「文学」――日本統治期台湾・台南の台湾人作家たち
第一章 植民地の地方都市で、読書し、文学を語り、郷土を描く
――日本統治下台南の塩分地帯における呉新榮の文学
第二章 古都で芸術の風車を廻す――日本統治下の台南における楊熾昌と李張瑞の文学活動
第三章 台南の民俗と台湾語――荘松林の文学活動と民俗研究
第四章 「歌仔冊」と「歌仔戯」――王育徳の台湾語事始め
第五章 平地先住民族の失われた声を求めて
――日本統治下の台南における葉石濤の考古学・民族学・文学
終章 台南文学の発掘――一九八〇年代以降の台南における日本統治期台南文学の発掘
付録 台南の詩人たち――植民地の地方都市で詩を作る
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