ロゴ
Home | About Us | Contact Us | Site Policy | Access Map

小平麻衣子著
『小説は、わかってくればおもしろい――文学研究の基本15講』


2019年3月22日 慶應義塾大学出版会刊 258頁 2400円+税


はじめに 

第一部 テクストを読むとはどういうことか(実践編) 
第1講 作者が偉く見える小説の作法――志賀直哉『小僧の神様』(一九二〇年) 
第2講 自由に読むには、修業がいる――夢野久作『瓶詰地獄』(一九二八年) 
第3講 語り手は葛藤する――太宰治『葉桜と魔笛』(一九三九年) 
第4講 時代背景を知ると、おいしさ二倍――中島敦『文字禍』(一九四二年) 
第5講 文庫本で読んでる? まあ、悪くないけど……の理由――井伏鱒二『朽助のゐる谷間』(一九三〇年、一九六四年) 
第6講 共感できない、のも研究として〈あり〉――川端康成『水月』(一九五三年) 
第7講 小説でしか語れない歴史――有吉佐和子『亀遊の死』(一九六一年) 
第8講 ふたたび生き方と結びつける――川上弘美『蛇を踏む』(一九九六年) / 

第二部 研究にするための資料と態度(方法編) 
第9講 文学研究は、自由だから不安である 
第10講 挿絵は、本文以上に語る――久米正雄『不死鳥』を例に 
第11講 作品は、読まれなくても〈名作〉になる――堀辰雄『風立ちぬ』を例に 
第12講 資料は、あなたに掘り起こされるのを待っている――大谷藤子を例に 
第13講 論争が読めれば、あなたはかなりのもの――倉橋由美子『暗い旅』論争を例に 
第14講 文学史をどのように考えるか 
第15講 参考文献の探し方






ページトップへのボタン このページのトップへ


Copyright (C)2006 日本文学協会, All Rights Reserved.