■後藤康文・倉田実・久下裕利編『狭衣物語の新世界』■
2019年2月25日 武蔵野書院刊 269頁 3000円+税
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文学史上の狭衣物語
――〝衒学〟の美学――(後藤康文)
『狭衣物語』の成立とその作者(久下裕利)
『狭衣物語』の異文と改変(今井久代)
『狭衣物語』と『源氏物語』
――その時代相を中心として――(倉田実)
『狭衣物語』と六条斎院物語歌合(井上新子)
狭衣と源氏宮
――その形代となる宮の姫君まで(萩野敦子)
狭衣と女二宮
――その即位まで(倉田実)
狭衣と飛鳥井君
――その娘の行方まで(野村倫子)
『狭衣物語』の人脈と空間
――二人の姫を巡る人脈と堀川邸西の対という空間――(井上眞弓)
『狭衣物語』の超常現象
――天稚御子降下と天照御神託宣――(鈴木泰恵)
『狭衣物語』の引歌・歌ことば
――作中歌の形成と受容をめぐって――(後藤康文)
『狭衣物語』の古筆切(久下裕利) 『狭衣物語』の注釈書(川崎佐知子)
『狭衣物語』――研究の現在と展望
――付、二〇〇〇年以降の研究文献目録(有馬義貴)
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