■奥山文幸著『渦動と空明 日本近代文学管見』■
2019年9月10日 蒼丘書林刊 293頁 3000円+税
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Ⅰ 宮沢賢治をめぐって
1 宮沢賢治と「心象」 心象という言葉・再説
2 詩篇「二 空明と傷痍」に関する覚書
3 詩篇「三四七 河原坊(山脚の黎明)」について
4 山猫と風 書評を読んで
5 宮沢賢治と〈農〉 農業技術者の側面 /
Ⅱ 日本近代文学管見
1 明治の熊本と夏目漱石 教員生活の側面
2 「仕方ない」考 日本近代文学の一面
3 芥川龍之介における匂いの問題
4 三島由紀夫論の諸相 伊豆利彦の場合 /
Ⅲ 幻想と反照
1 心霊写真小説の発生 日本近代文学裏面
2 明治の怪談会と水野葉舟「北国の人」
3 明治の熊本と怪談
4 心霊写真はおもしろい
補論 同じ道の両側を歩くこと 小津安二郎「晩春」とW・ヴェンダース「パリ、テキサス」
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