■福田淑子著『文学は教育を変えられるか』■
2019年6月21日 コールサック社刊 381頁 2000円+税
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Ⅰ 文学論・詩論・言語論
中島敦「山月記」
辻まこと
孤独なる魂の歌
石原吉郎 生き残り続けるものの加害性
ガリレオの望遠鏡
天才の条件 /
Ⅱ 歌論・俳論
馥郁たる反逆
動乱の季節
大西民子の一首
祈りの言葉
『意志表示』(岸上大作)
続・岸上大作「不完全な死体」(寺山修司の短歌)
宗左近と中澤系
第八回民子賞を受賞して
弟のこと
東北
俳句誌「花林花」鑑賞 /
Ⅲ 文学教育論・エッセイ
自ら問い続ける力を育む文学教育
石原吉郎の『確認されない死のなかで』を高校生と読む
「文学テキスト」を用いた授業実践を記録することの意味
自ら考える力を育む現代文の授業
〝亡命〟する子どもたち 放熱しない不服従
女性の真面目さは暴走する 女性教員を孤立させないで
開かれた家族
耳の長いコウモリを捉えた娘
宇宙のかたち・人のこころ
「常識って何?」
ブルの英語教育の成れの果て /
Ⅳ 文学教育授業の実践
「『安楽』への全体主義」と「現代における人間と政治」の教材的価値
教材のことばと授業者のメッセージ
高等学校国語科「羅生門」の授業と学習指導案
「道徳読み」「作家論読み」を超えるテクストの解きほぐし
【参考資料①】「安楽」への全体主義 藤田省三
【参考資料②】現代における人間と政治 丸山眞男
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