■木村小夜著『ままならぬ人生――短篇の扉を開く――』■
2018年8月30日 澪標刊 178頁 1600円+税
|
Ⅰ ままならぬ人生
1 アンデルセン『絵のない絵本―第十九夜―』
2 芥川龍之介『トロッコ』
3 江戸川乱歩『押絵と旅する男』
4 太宰治『駈込み訴へ』
Ⅱ 二人で十分ややこしい
5 森鷗外『高瀬舟』
6 菊池寛『藤十郎の恋』
7 三島由紀夫『雨のなかの噴水』
8 森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇―桜の森の満開の下―』
Ⅲ 時代を跨いで見る
9 夏目漱石『夢十夜―第六夜―』
10 安部公房『手』
11 村上春樹『パン屋再襲撃』
Ⅳ 何が罪? 罰するのは誰?
12 芥川龍之介『蜘蛛の糸』『魔術』
13 太宰治『新釈諸国噺―赤い太鼓―』
14 石川淳『灰色のマント』
15 オー・ヘンリー『警官と讃美歌』『改心』
本書の元となった論考 「空飛ぶ文庫」で取り上げた作家・著作
|
Copyright (C)2006 日本文学協会, All Rights Reserved.
|