■フェリス女学院大学日本文学国際会議実行委員会編
『生誕150年 世界文学としての夏目漱石』■
2017年3月24日 岩波書店刊 170頁 2200円+税
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世界文学としての夏目漱石(小森陽一)
第一部 漱石は世界をどう読んだか?
『文学論』の現在(佐藤裕子)
英文学と夏目漱石(田久保浩)
ヨーロッパ文学を漱石はどう読んだか(大野英二郎)
漱石と中国文学(林少陽)
第二部 今、漱石を読む
夏目漱石というイメージ(夏目房之介)
夫/稼ぎ手の呻き――『野分』と『道草』の男性性(飯田祐子)
第三部 世界は漱石をどう読んでいるか?
象形文字とギリシア語――漱石を英訳するという挑戦(マイケル・ボーダッシュ)
アルファベットの「K」(キース・ヴィンセント(訳・北丸雄二))
『明暗』を翻訳で読む(安倍オースタッド玲子)
韓国における夏目漱石の受容(朴裕河)
中国における夏目漱石作品の翻訳状況――『吾輩は猫である』の翻訳を中心に(李広志)
付録1 『文学論』引用作品一覧
付録2 夏目漱石翻訳作品一覧
付録3 スペイン語訳『夢十夜』第三夜(ルシア・オルネド)
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