■斎藤英喜・井上隆弘編
『神楽と祭文の中世・変容する信仰のかたち』■
2016年11月30日 思文閣出版刊 378頁 8000円+税
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総論 神楽・祭文研究の現在と課題
Ⅰ 陰陽道・密教・中世神話・アジア
第1章 陰陽道祭文の位置――『祭文部類』を中心に――(梅田千尋)
第2章 五形祭文と五蔵曼荼羅(阿部泰郎)
第3章 大土公神祭文・考――暦神たちの中世神楽へ――(斎藤英喜)
第4章 牽かれゆく神霊(北條勝貴) /
Ⅱ 生成する祭文の世界
第5章 神祇講式を招し祈らん(星優也)
第6章 奥三河の宗教文化と祭文(松山由布子)
第7章 物語化する祭文(神田竜浩) /
Ⅲ 中世神楽の現場へ
第8章 静岡県水窪町草木霜月神楽に見る湯立ての儀礼構造(池原真)
第9章「浄土神楽」論の再検討(鈴木昂太)
第10章 いざなぎ流「神楽」考――米とバッカイを中心に――(梅野光興)
第11章 山の神祭文と神楽祭文――狩猟祭文の解釈をめぐって――(永松敦)
第12章 九州における神出現の神楽と祭文(井上隆弘)
〔研究ノート〕青ヶ島における中世的病人祈禱祭文といざなぎ流との関係について(ジェーン・アラシェフスカ/プレモセリ・ジョルジョ訳)
〔資料翻刻と解説〕対馬の新神供養――「綱教化」と「提婆」を中心として――(渡辺伸夫)
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