■野網摩利子著『漱石の読みかた『明暗』と漢籍』■
2016年12月16日 平凡社刊 82頁 1000円+税
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序に代えて
一 父と漢籍
1 痔と言葉の奥
2 漢籍の貸し借り
二 詩づくりと縁結びの参考書
1 明詩を読む人
2 読書家の思いつき
三 秋の「柳」が物語を導く
1 秋の「柳」の含意
2 呉梅村詩による誘導
四 手にした漢籍が世界を駆動する
1 嵌めこまれた予言の書
2 しかけられた漢籍という導線
五 漢詩文をつくる人々
1 古文辞に学ぶ
2 徂徠を継承する
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