■石塚正英・黒木朋興編
『日本語表現力 アカデミック・ライティングのための基礎トレーニング』■
2016年3月25日 朝倉書店刊 172頁 2500円+税
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第1部 アカデミック・ライティング設計の仕方
1 はじめに
2 客観的に記述するということ
3 意見を述べる
4 全体の構成――イントロ・本論・結論
5 論理パターン
6 分析・提言型のパターン
7 おわりに
第2部 アカデミック・ライティングの基礎知識
1 国家・国民・民族・人種
クニと国家の違い――国家の中で国民はどう生きるか
レイシズムとは人種主義か人種差別か?
国籍は一つしかあり得ないのか?
多文化主義・多言語主義の現在
2 政治と国際関係
国境と領土のもつ意味
二大政党制と多党制
国民経済とグローバル経済
軍隊は何か守るのか?
3 社会保障と雇用市場
終身雇用と日本の社会
貧困と社会保障
福祉国家と雇用の流動性
少子高齢化と家族問題――ジェンダーの視点を中心に
4 地球環境とこれからの社会
領海・公海と海洋資源
捕鯨問題と伝統文化
イノベーションとこれからの農業
グリーンエコノミー
5 科学技術とイノベーション
核技術 脳科学と未来社会
イノベーションと人文・社会科学
疑似科学と代替療法
6 情報革命がもたらしたもの
ポストグーテンベルク時代の情報リテラシー
検索エンジンと情報操作
ネット上の匿名性の諸問題――ネットいじめ
知的所有権
7 人権と民主主義 憲法を変えてはいけないのか
近代人にとっての民主主義と人権
ジェンダーと不平等
セクシュアル・マイノリティと社会
8 医療と介護
遺伝子操作とエンハンスメント
優生学と人間
精神衛生の転換
障害児の出生調整――「新型出生前診断」
9 グローバル社会における地域文化
土着文化の生き残り方
ショッピングモールの浸透と消費社会
地域経済圏の自立――地域による独自課税
地域メディアの役割――新潟県西部地域を事例に
10 学校と教育
公教育はいかにあるべきか
ボランティアと奉仕の違い
奨学金と学生ローン
多文化教育
11 ポスト・フォーディズム時代の芸術・文化
フォーディズムと前衛芸術
ファストファッションがもたらしたもの
モードとノルムのモダニティ
若者文化はどこへ行く?
12 ICT時代のスポーツとアミューズメント
ウィンブルドン現象はなぜ起こる?
ギャンブルの是非
ディズニーランドは永遠か?
ボクシング廃止論
第3部 アカデミック・ライティングの実践――問題例と解答例
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